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インタビュー

山と道とThe Empty Bottlersの三田正明氏

三田正明は写真家、ライター、編集者、ブランド創設者、そして父親として、流動的に様々な役割をこなし、2024年にはあらゆる面で多忙を極めました。この対談では、冒険を受け入れることの大切さ、山と道とのお気に入りの仕事、そして純粋に楽しみたいという思いから生まれたThe Empty Bottlersの誕生秘話について語ります。

まず簡単な自己紹介とお仕事やプロジェクトについて教えてください。

フリーランスのフォトグラファー、ライター、エディターの三田正明です。山と道のオウンドメディアでは編集長を務め、商品ページやライティング、撮影などを担当しています。また、2024年には、空になったペットボトルをマイボトルとして販売するコテージブランド「The Empty Bottlers」も立ち上げました。

2025年が始まったばかりですが、2024年について少しお話しいただけますか?屋外で過ごす時間は多かったですか?

2024年は、特にThe Empty Bottlersの立ち上げで忙しい一年でした。毎月1、2回のイベントを開催し、ボトルの準備、物流管理など、家庭とのバランスを取りながら、様々な業務に携わりました。プライベートな旅行は限られていましたが、仕事の合間を縫って冒険的な旅行もいくつか経験しました。例えば、北海道の大雪山をハイキングしたり、和歌山から琵琶湖まで山と道の「山道祭」に参加するために自転車で旅をしたりしました。イベントを通じて新しい人々と出会い、繋がりを築くことができ、充実した一年でした。

山と道を通して初めてあなたのことを知りましたが、ぜひ「The Empty Bottlers」についてもお聞かせください。このアイデアはどのようにして生まれたのですか?あなたを突き動かす動機は何ですか?この活動で一番楽しいことは何ですか?

このアイデアは2018年、アメリカで開催されたPCT Daysのイベントで生まれました。ハイカーが1リットルのスマートウォーターボトルを水筒代わりに使っているのを見て、1本日本に持ち帰りました。時間が経つにつれ、同じボトルを使っている人がいることに気づきました。そこでみんながそういうものを求めているのならば「空になったボトルを直接販売するのはどうだろう? 」と思いつきました。最初は冗談で始めたのですが、現実のコンセプトへと発展していきました。
2023年に、思い描いていたデザインに近い中国製のボトルを見つけ、サンプルの輸入を始めました。ステッカーの製作は大変でしたが、レーザープリンターで自分で印刷できることがわかりました。そして、約1年の準備期間を経て、ついに2024年に販売を開始しました。
一番好きなのは、ステッカーのデザインとボトルの製作です。平面のステッカーを形にするのは本当に楽しいですし、イベントでお客様がボトルを選んで喜んでくださる姿を見るのも本当に嬉しいです。また、他の方法では出会うことのなかったお店やブランドと繋がることができ、やりがいを感じています。

2023年に希望のデザインに近い中国製のボトルを見つけ、サンプルの輸入を始めました。ステッカーの製作は大変でしたが、レーザープリンターで自分で印刷できることがわかりました。そして、約1年の準備期間を経て、ついに2024年に販売を開始しました。

一番好きなのは、ステッカーのデザインとボトルの製作です。平面のステッカーを形にするのは本当に楽しいですし、イベントでお客様がボトルを選んで喜んでくださる姿を見るのも本当に嬉しいです。また、他の方法では出会うことのなかったお店やブランドと繋がることができ、やりがいを感じています。

写真家・作家でもあるこれまでのご自身のキャリアと作品について、最もワクワクすることについて教えください。

90年代後半に写真家としてのキャリアをスタートし、一瞬の瞬間を写真という形にすることに魅了されました。しかし、デジタル時代の到来とともに写真はデータ化され、情熱を失ってしまいました。今では写真は私の唯一の焦点ではなく、創造的なツールの一つになっています。とはいえ、息を呑むような風景や人々を撮影する瞬間は、今でもワクワクします。
音楽関連の執筆経験は、アウトドア関連の執筆にも影響を与えています。文化出版物への執筆を通して、複雑な考えを分かりやすく伝えるスキルを身につけ、今の仕事にも活かしています。

音楽関連の執筆経験は、アウトドア関連の執筆にも影響を与えています。文化出版物への執筆を通して、複雑な考えを分かりやすく伝えるスキルを身につけ、今の仕事にも活かしています。

山と道で関わったお気に入りのプロジェクトについて教えてください。

初期のルックブックは、その創造性の自由さで際立っています。記事の中でも「Cheap Hike」は今でも人気があり、読者からも大変好評です。レインウェアやベースレイヤーのスタディなど、山と道への信頼を高めることに繋がったと思っています。。他にもたくさんのプロジェクトに関わってきましたが、そのどれにも特別な愛情があります。

アウトドアへの情熱をビジネスや創造性と融合させたいと考えている人に、アドバイスをお願いします。

The Empty Bottlersについては、生産の効率化と小売店への展開を目指しています。とはいえ、これはサイドプロジェクトとして続けたいと思っています。アンダーグラウンドな雰囲気もこのブランドの魅力の一つです。
山と道に関しては、この先どうなるかは予測不可能ですが、常に刺激に満ちています。まるで暴走列車のように、毎年進化し続けています。

大和道に関しては、その未来は予測不可能ですが、常に刺激的です。まるで暴走列車のように、毎年進化し続けています。

他に進行中のプロジェクトはありますか?

いつか、日本のウルトラライトハイキングとコテージブランドの歴史を記録した本を作りたいと思っています。

三田さん、山と道やThe Empty Bottlersでの刺激に溢れた仕事をご紹介いただきありがとうございました。

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